We are all BLOOMIN'/TRF


この曲は、「EZ DO DANCEやsurvival dAnceのようなダンスナンバー!」
という触れ込みで売り出しているようですが、どちらかというと、TRFのデビュー曲である
GOING 2 DANCEっぽいですね。
globeのトランスを通過した小室さんが、もういちどGOING〜を作ったような感じでしょう。


TRF×小室哲哉の復活第一弾ですが、やっぱり聴いてて感じる違和感は、曲でしょうね。
今の、世界のダンスミュージックシーンとの乖離があり、時代とは完全に切り離されてこの
曲がある、ゆえに、聴いて世界が拡がって行くような、かつての小室哲哉さんの曲にあった
独特な感覚が無いといった感じでしょうか。現場と地続きなんだ!という感じが無いというか。


globeのlightsあたりから顕著になってきた、小室さんの曲のひきこもり感、閉塞感というのは、
やっぱり一線から退いて趣味で音楽やってるからでしょうか。


昔から言われてたことで、「小室は誰かにプロデュースしてもらわなくちゃだめだ」というのが
あります。要は、小室さんは真性の宇宙人なんで、仕事で音楽やらずに芸術で音楽やると、
感性が暴走して、常人にはたどり着けないところに行っちゃうんです
(俺メチャクチャなこと言ってるな(笑))


TRFEZ DO DANCE〜BOY MEETS GIRLまでは、これは日本のハウスクラシックスなんだと、
洋楽ハウスを聴きあさったいまでも胸を張って言えます。それだけのポテンシャルは
秘めてます。


小室さんには、また色々な人と仕事をしてみてほしいですね。小室さんが
それをやる価値を見出してくれればですが。
KASKADEとかに嫉妬とかしてほしいですね。もう一度今のハウスを
聴いて(こういうの作りたいな)とか思ってほしいですね。


今の時代って、ハウスが一番音楽的に面白いと思うんです。ジャンルとして
凄く広範だから、いろいろな音楽聴けるし、やってる人もたくさんいる。
一番音楽バカが集まってると思うんです。


まあ今の小室さんが、意識的に胸キュンを否定してしまってる可能性も
あるんですがね。


後、このCDはDVDとセットだったんですが、このビデオクリップはいいですね!
TRFのメンバーが1からオーディションを受けるというストーリーっぽいんですが、
デビューから15年経ってるのに、みんな体は引き締まってるし、踊りまくるし、
本当にあの頃と変わりが無い!


あの頃からいろいろありました。エイベックスも全く違う会社になってしまいましたが、
その中でも、この5人はかわらず軽やかに屈託なく生きてるんだ!という
夢を見せてくれます・・・!


でも、これやっぱりアレンジの問題のような気がするなァ・・・
globeのTwo keysと同じコード進行のサビはもっと
良くなるような気もするけどなァ・・・
自分でアレンジしてみようかな・・・