寒い夜だから・・・/trf

本当はもうちょっと後に書こうと思ったんですが、せっかくなので盛り上がっている今書きます。
これはまさしく僕にとって運命の曲です。
1993年、古館伊知郎がやっていた音楽番組(MJ?)で初めてtrfを知りました。
ゲストトークなどは無く、確か歌だけ歌って終わりだったと思うんですが、
それまで味わったことの無い、寂しさと、その中にもある切ない明日への希望というような
感覚をそのとき味わいました!テレビで歌を聴きながら、僕は今にも
泣きそうになってしまいました!

(今日出会ったよ 懐かしい私と 遠い思い出と 近い現実)
(ずっとこのまま 時計の針さえも 違う場所を指す そんな二人に)
(もし なって かすんだ夢追って 近ごろ自分が)
(戻ったとしても I miss you I miss you I miss you・・・)

当時僕は中学1年だったので、こんな感覚を痛感する時期では全くなかったんですが、
それでも、やがて訪れるであろう、こんな気分を、当時の僕でも容易に疑似体験出来る、
シンプルかつ素晴らしいフレーズでした。

小室さんは、現実にこだわる人間であると共に、とびきりのロマンチストでもあると
感じています。シビアな現場にいながらも、切なさやさびしさ、そして夢を
、フィルターをかけずに直接感じる人だと思えるんです・・・!

(声が聞きたくて 思い歌に託すよ 街よ!伝えて欲しい 変わらぬ思いを)

僕は、男だけど、この歌の主人公になって、まだ見ぬ彼女への期待を膨らませていました!
いつかこんな寂しさを埋めてくれる女性に出会うことを夢見て・・・!