愛撫/中森明菜


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↑このアルバムに入っています


1993年頃、LOVE TRAIN、TOO SHY SHY BOY!のときは、まだ小室哲哉という
名前は知りませんでしたが、寒い夜だから・・・が大好きになったときに、
レンタルショップで借りたシングルCDのクレジット欄で初めて、
Tetsuya Komuroという名前を認識しました。
この人がこの曲を作ったのか・・・と、まだ顔などは知らなかったので、
結構油ギッシュな業界人っぽいのを想像していたんですが・・・。


その冬(だったかな?)FNS歌謡祭をテレビでやっていたんです。
音楽に興味を持ち出したときだったので見ていたんですが、
トップバッターが中森明菜さんだったんです。そしてそこで
歌った曲がこの曲です、そのときに、曲名の下の欄に(作曲:小室哲哉)と
書いているではありませんか!!


「えっ!小室哲哉ってtrfTetsuya Komuroじゃないか!中森明菜なんかにも曲書いてんだ!?」
と結構びっくりしたんですが、どんな曲なんだ・・・?と興味津々だったんですが、
その曲は、僕の予想の斜め上を行っていました・・・。


僕は曲の途中で涙が出そうになってしまいました。その切ないメロディと情熱的な歌に
中学生の僕は激しく心を揺さぶられました。いい曲なんてそうそう無いだろうという
固定観念のあった僕に、同じ作曲家が間髪入れずに二度もゆさぶりをかけたんです!


曲が終わり、司会の露木茂さんが、中森明菜さんに「いや〜、いい曲ですねぇ〜!!!」と
悲鳴を上げていたのを今でも憶えています。僕も「マジですげえいい曲だよ!」と
心の中で叫んでいました。


中学の旅行のバスの中、カラオケをやろうということになり、僕がこの曲を歌おうと
バスガイドさんにリクエストしたら、
「え、あ、あいb・・・?私には言えないっ!」と
顔を真っ赤にしたりというエピソードもあります。


イメージとしては、曇り空の砂浜という感じでしょうか。ドラマチックに
転調が繰り返される好楽曲です。