こころ/夏目漱石


昔に読んだので、細部は覚えていないのですが、
不器用でガチな恋しか出来ない男と、比較的器用で出し抜くのが上手い男と、
素敵な女性の三角関係の末、器用な奴がバトルに勝利し、皆からも祝福され、
不器用な奴は自らを焼き尽くす屈辱感にのたうちまわり、
自らの命を賭けて器用な奴を呪い殺すという
話であったと思います(違ってたらごめんなさい(笑))


やっぱりKは出し抜くとかが出来ないんですよね。
恋って自分だけじゃ出来ないってわかってても、
みんなにバレバレの中で「好きだーー」と言うしか出来ないんですよね、多分。


もしKがあのとき死なずに、自分を見つめ、自分のやりかたに反省して、それが
次回に活かせるんでしょうかね・・・


そういう行動って、Kの根源に根差してそうだから、
Kが変わるのって、まず自分自身を縛ってる観念と
壮絶なバトルをしなきゃならないと思うんですよね。