「エヴァ貸してよ」


会社の同僚で、自称オタクな人がいるんです。
オタクと言っても、突然ラジコンにめちゃくちゃ凝ったり
(フタバのプロポを買ったりした)
ドラクエが好きだったり、
コーヒーのおまけ集めたりと、幅広い趣味を持っている明るく無邪気なオタクです。


いわゆるアニメオタクではなく、アニメに偏見は無いようですが、
主に80年代ジャンプ系が好きみたい(特に北斗の拳)です。


そんな先輩が突然
「今度の土曜、エヴァンゲリオンのDVD買いに行かへん?」
と言い出しました。
どうやらパチンコから興味を持ったようです。


最近、会社でも、低い声で「問題無い」とか、
碇ゲンドウのマネとかしていたので、気になってたんでしょうね・・・


「僕エヴァのDVD持ってるから、もし良かったら貸しますよ?」
「マジで?早速頼む!」
と、先週先輩にエヴァを貸したんです。

で、今週・・・
「あんたバカァ?」
「見透かされてるのはこっちかもね」
「乗るなら早くしろ、でなければ帰れ!」
と、会社でもエヴァのセリフを言いまくってるんですが、
なんか様子が違います。いつもの先輩よりも落ち着きがない感じで、目がうつろで、
どこと無くソワソワしてるんです・・・


ひょっとしたら・・・と思ったら、案の定、僕に耳打ちしてきました。




「・・・エヴァって見だしたらマジで止まらんようなるな。」
「でしょ?頭おかしくなるでしょ?」
「・・・うん。ホンマに頭おかしくなりそうやわ・・・」



完全にエヴァにハマッてしまいましたね(笑)
やはり庵野さん筆頭に、作家、クリエイターというものはは罪深い存在です・・・(笑)