窓際のエヴァンゲリオン1−7


一人夕焼けの町を下校する。
今日の体育でのハイタッチの件は結構目立ってたみたいだ。
綾波さんに嫌われただろうか。ケンスケ君に笑われただろうか。

少し小高い道を帰る。ガードレール越しに第三新東京の街が見える。
山の間に太陽が飲まれてく。ヒグラシの鳴き声が強く聞こえる。

うつむきながら歩いてたら、目の前に人の影が長く伸びてる。
顔を上げた。綾波さんだった。