窓際のエヴァンゲリオン1−11


次の日は眠たかった。
綾波さんと喋ったことで興奮して1時くらいまで
眠れなかったのと、ヘンな夢を見たせいだ。
けど昨日の夢は気になる。ケンスケ君が・・・?
まさかとは思うけど。
だってケンスケ君はコテコテのオタクだし、そういう、
女子に興味があるそぶりなんて全然無いし。


でも気になるから、昼食のときに思い切ってそれとなく探ってみた。


シンジ「あの窓際のグループ、仲いいよね。」
ケンスケ「ん、ああ、あいつら小学校からの幼なじみらしいからな。」
シンジ「鈴原君関西弁なのに?」
ケンスケ「小学校入ってすぐ大阪に転校したんだよ。で去年帰って来たらしい」
シンジ「なんか明るいよね」
ケンスケ「ハァ?うるせーだけだろ!全くクラスの秩序を乱しやがって!」


・・・大丈夫みたいだ。