窓際のエヴァンゲリオン1−10


その夜、夢を見た。
夏の暑い日、僕はクラスのみんなと海水浴に来ていた。
鈴原君と惣流さん、それと僕でビーチバレーをしようとしていた。
一人足りないので綾波さんを呼んでくるように二人に言われた。
僕は綾波さんがどこにいるか何故かわかってた。
海岸の端っこの岩場の影で、綾波さんは意識を失い倒れていた。
大変だと思い、人口呼吸をしようとしたんだけど、
綾波さんにいつまでたっても近付けない。
同じ場面が何回もリピートされる。早くしないと危ない。
焦っていたが、気がつくと綾波さんはいなくなっていた。


浜辺に帰ると、鈴原君と惣流さんのところに綾波さんは帰ってきてた。
そして何故かケンスケ君もいて、4人でビーチバレーをしてた。
鈴原君は僕に審判してくれと頼み、
惣流さんはその後ジュースを買ってきてと頼んだ。
綾波さんは僕が人口呼吸しようとしたのを知ってるかのようにクスクスと笑った。
綾波さんはケンスケ君と同じチームで、鈴原君たちに快勝し、
二人で凄く盛り上がっていた。