何故みんなと馴れ合えないのか


ミクシィを3月から4月にかけてやっていて感じたことですが、
3月って季節の変わり目だし、環境が変わる人も多いので、
やはりナーバスになる人が多いみたいですね。


結構日記で弱音を吐く人も多くて、そんなときに共感してあげると、
とりあえずの慰めにはなるみたいです。


僕としても、他人のためになったんじゃないかという嬉しさもあるし、
それ以上に、話が、感覚が噛み合っている、通じ合っているような気がして
結構嬉しいもんです。


しかし、4月に入り、みんな新しい環境に馴染み始めてくると、
途端にみんなうわつきだし、僕みたいな人間は入り込めずに
おいてきぼりになる感覚があります・・・。


テンション低いときなら女性の気持ちだってわかってあげれる。
だけど、「楽しい」「面白い」といった感覚は、なかなか共有出来ない。


僕も笑顔でいたいはずなのに、どうしてもそこにいられないんです・・・
何ででしょうね・・・?

もう少し天元突破グレンラガンについて


調べたんですが、この作品、ガイナックスとしては、エヴァ以来、
制作ラインを一本に絞り、全力投球しているらしいですね!
つまりガイナックスは、今はこのアニメしか作っていないわけです。


先日も書きましたが、まさに総力戦、全社挙げての、
ガイナックスの持てる力全てを費やしている
作品のようです・・・!



本編は見ていないのですが、さすがガイナックスとも言うべき、
お色気含む、リミッター解除の過剰なサービスっぷりだったようですね。
やはり、ガイナックスが死に物狂いで作るアニメの吸引力は馬鹿に出来ないんじゃないかと
思います・・・・!

天元突破グレンラガンOP

http://www.youtube.com/watch?v=RZqIRuGGk58
本編は見てないのですが・・・

激アツですね・・・!脳がとける・・・(笑)


カメラワーク、カット割り、キャラデザイン、題字など
そこはかとなく、しかし確実に、「ガイナックス」なところが嬉しいですね・・・!


キャラはアクの少ない端正な造形、これはガイナックスの伝統ですよね・・・。
全体の印象としては、ナディアのOPを思い出しました。
やはり、絵コンテも作画も、必死こいてやってる感じと言うか、
そういう雰囲気を伝えるのが上手いんですよね、ガイナは。


グレンラガンの、この主要キャラらしき3人の配置も絶妙だと思います。
別にまだ世の中に絶望なんかしちゃいない、クラスの後ろ、窓際に
いるような、ちょっと浮いてるけど大人びてる、カッコイイお兄さんお姉さんのことを
別に憎んじゃいない、むしろ憧れてる、末席でも構わないから、一緒に
いられるることに喜びを感じている、
そういうオタクが感情移入しやすいような感じでは無いでしょうか?


カミナは途中で退場するんじゃないですかね。カミナがいなくなれば、
シモンはヨーコを守ろうと思うんじゃないでしょうか。恋とも友情ともつかない感情によって。
そのときにヨーコがどうするのか、シモンの「守りたい」という気持ちに
応えてくれるのか、それとも女になっちゃうのか・・・という話になるような
気がします・・・って、妄想ですね(笑)

電脳コイル、天元突破グレンラガン


久々に、ちょっと気になるアニメが放送されますね・・・。
一つは、NHKで始まる「電脳コイル」、
もう一つは、テレビ東京系(だったかな?)で
始まる「天元突破グレンラガン」です。


電脳コイル」の注目点は、何と言っても、知る人ぞ知る天才アニメーター、
磯光雄さんの初監督作品、そして放送枠がNHKだということでしょう。


かつてNHKで「ふしぎの海のナディア」を作った庵野秀明さんとガイナックス
最初は、どっからどう見ても「あ〜、NHKアニメだな」という
感じだったのが、ノーチラス号が出て来たあたりから、
「え〜っ!こんなことやっちゃうの!?」という
予想だにしなかった展開が始まる・・!というのが
当時は斬新でした。磯さんがまたそれをやってくれるのではないかと期待してます・・・!


一方「天元突破グレンラガン」ですが、
製作発表時に、プロデューサーが
「夕方枠でやります。男のロボットアニメは夕方。」
と言ってたんですが、朝にやることになってしまいましたね。残念・・・・。


久しぶりにガイナックスの総力戦が見れるのではないかと期待してます。
昔のガイナックスとはスタッフも全然違うし、何より庵野さんもいませんが、
下請も出来るほどに会社として逞しくなったガイナックス
そのフレッシュなスタッフが見せる
「これぞガイナックス!」
という感じを期待しています。


正直エヴァ劇場版よりも応援しています(笑)やはり、
エヴァは僕らの世代のものだ、今の中高生には、僕らおじさん達が
消費しきったおさがりなんてあげたくない、まっさらな服を与えてあげたいという感情がありますね。

Alive/Locktown & Alexandra Prince


これはイイ!せつなくてキャッチーでノリノリ!
胸の鼓動が高まる、そわそわしてしまう雰囲気がかなり伝わってきます・・・!
いわゆる焦燥感混じりのフェスティバル的なアッパーチューンです。
中高生の思惑が交錯する、真夏の花火大会のような情景がイメージされます・・・・!
さらに言えばベースがカッコイイ!歌ってる!


この凄まじいヒリヒリしたテンションは何だ・・・!?と
思っていましたが、デビューシングルなんですねぇ。


こういうのがですね、例えばCMに採用されて、印象的な映像とともに、
サビがガーンと流れたらカッコイイだろうなぁ・・・とか思っちゃいますね。

Head Over Heels(Alex Gaudino Remix)/Blu Lipstick

古臭さがステキな哀愁ディスコナンバーです・・・
絶妙なバランスで今風になっていますが・・・
とにかくボーカルのフレーズが紙一重でカッコイイ!

斑目晴信27歳


電車を降り、地下道を出たら雨が降っていた。
家を出かけるときは晴れていたのに・・・。
傘は持ってないから、俺は、アーケードの間を
小走りで走った。


今日は大野さんと田中の結婚式だ。
俺は二次会に招待され、そのときのスピーチを頼まれたんだ。


大野「斑目さん、是非!私達の結婚式のスピーチをお願いしたいんです・・・!」


頼まれて悪い気はしないけど、本当に俺でいいのか・・・?
こういうの緊張するな・・・。


会場に着くと、久我山に笹原姉妹、萩上、クッチーが座っていた。
後は会社関係か・・・?あの二人はいないな・・・。


「春日部さんたちは遅れてくるみたいですよ?」萩上さんが教えてくれた。
みんなあのときのまま付き合ってんのな・・・仲のいいことで・・・。
そういやみんなとはすげー久しぶりだ。みんな変わってないな・・・。


斑目「お前まだマンガ描いてんのか?」
久我山「あ、ああ。ああいうのはなかなかやめられるもんじゃないしな・・・。
    お、お前こそどうなんだよ」
斑目「最近アニメとか全然わかんねえ・・・ギャルゲーも今や部屋の肥しだな・・・。」


いわゆるオタク趣味に、以前ほどのめり込めなくなったのも本当だけど、
オタクをやめたら俺の中から、何か別の何かが沸いてくるんじゃないかって
期待も、昔はあった。だけど、そういうものじゃねえみたいだな・・・
昔、咲ちゃんに
(オタクはなろうと思ってなったもんじゃねぇからやめる事もできねぇよ)とか
エラそうに言ったような気がするが・・・確かにやめようと思って
やめられるもんじゃないかも知れないが、気づいたらオタク趣味への興味は
なくなってるもんなんだな。
本当にやめることが出来ないのは、オタクじゃなく、自分自身だ・・・
まあ、オタクにさほど興味がなくなったってのも本当だし、
ムリしてつづけることはないさ・・・


新郎新婦が出てきた。げええーっ!二人とも、コスプレで出てきやがったー!!
会社の人間、そして俺らげんしけんのメンバー問わず、会場は
爆笑と拍手喝さいの嵐につつまれた。


「何と!この衣装は、新郎である田中総市郎さんが、この日のために丹精こめて
 作り上げたものなのです・・・!」司会が言うと、会場はまた大いに盛り上がった。


何か楽しいな・・・あの二人がいないから、気分が安定していられるな・・・
俺もすきっ腹にビール飲んで、酔っ払って、なんだかわけもなく楽しくなってきた・・・


斑目「いや〜・・・、やってくれるねぇ〜」
荻上「本当にねぇ!お似合いですよね・・・!」
斑目「・・・あの頃を思い出すよな・・・。」
笹原「今思えば楽しかったですよね・・・!」


俺の名前が呼ばれた。俺のスピーチの出番らしい。
酔いとコスプレの衝撃のおかげで緊張感はまったく無かった。


俺が大野さんを現視研の見学に招待したら、そこでコスプレの趣味が
あることがわかり、田中との息がピッタリだったこと。
大野さん達女性陣がいたおかげで、現視研
オタク系サークルの中でも異質の存在であり、
彼女らのおかげでそれなりな青春を送れたというような
内容をそつなく喋った。
でも俺は酔っ払っており、ついつい考えてきた以上の内容を口走ってしまった。


「まあ、彼女達のおかげで、最終的にミジメになった連中もいますがね、ハハハ・・・!」


会場の雰囲気は変わらなかったが、自分の席に帰ると、現視研のみんなは
どことなく笑顔がひきつっていた・・・ヤベ、俺、ヘンなこと言っちまったか?


遅れて春日部さんが一人で来た。高坂は出張中らしく、来れないらしい。
春日部さんは高坂からメッセージだけ預かってきていた。


咲「相変わらずパッとしない連中が固まってんな〜。」
斑目「うっせーな、来るのが遅いんだよ」
笹原妹「マジだよ。さっきのスピーチ超聞かせたかったよ!」
斑目「・・・」
咲「何何?何喋ったの?もっかい聞かせてよ!」
斑目「いーんだよ!ほら、ビンゴの紙回ってきたぞ!」
咲「斑目、加奈ちゃんとの写真撮ってよ」
斑目「ああ、いいよ。」


酔っ払ってるからか、まあフツーに、いたってフツーに
喋れる。田中、加奈子さん(もう大野さんではない)との写真を
撮った後は、笹原妹が俺と加奈子さんと春日部さんの
写真を撮ってくれた・・・。
最後に現視研のみんなで写真を撮った。
帰り際に、加奈子さんに「今日はありがとうございます!」って
言われた。田中には「お前も幸せになれよ」と言われた。


帰り道、一人で家路を歩いてた。雨はすっかり上がっていたが、
はき慣れない革靴の中は、水溜りを踏んづけたときに
入った水で濡れ、気持ちが悪かった・・・。

(おわり)